なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

学内プロジェクト経費に採用されました

平成28年度の奈良女子大学研究推進プロジェクト経費に採用されました。

【研究課題】

   郷土史研究者の人的ネットワーク解明のための基礎研究

        ―奈良県出身・澤田四郎作の旧蔵史料の調査と分析―

 

【研究者】

【14】岡本彰夫:大和古物蒐集覚(続々)

第14回 なら学研究会

第12回・13回にひきつづいて岡本先生による大和古物のご講演で、今回のテーマは「赤膚焼」。フリーペーパー「やまとびと」連載の「やまとのこころ」をもとに、赤膚焼の魅力と職人についてお話いただきました。

赤膚焼といえば奈良絵がまっさきに思い浮かびますが、それは後年になってからのことなのだそうです。では、そもそもの赤膚焼とはどのようなものだったのか、なにに用いられていたのか、他の焼物とくらべて何が"特徴"なのか。焼物の真贋も含め、今回も濃いお話でした。

講演

【講師】岡本彰夫(神主、奈良県立大学客員教授、宇賀志屋文庫)

【演題】大和古物蒐集覚(続々)

会場等

【日時】2016年6月26日(日曜)、14時~

【会場】奈良女子大学 N330教室(文学系N棟)

【参加】9名

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【13】岡本彰夫:大和古物蒐集覚(続)

第13回 なら学研究会

第12回にひきつづき、岡本先生に大和古物についてお話いただきました。古物それじたいの魅力や真贋のお話のみならず、その背後にひろがる人脈・知のネットワークは、ずばり「なら学研究会」のテーマそのものでした。前回今回の正続につづき、次回もゾクゾク(続々)するような濃いお話になりそうです。

講演

【講師】岡本彰夫(神主、奈良県立大学客員教授、宇賀志屋文庫)

【演題】大和古物蒐集覚(続)

会場等

【日時】2016年5月29日(日曜)、14時~

【会場】奈良女子大学 N339教室(文学系N棟)

【参加】9名

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【12】岡本彰夫:大和古物蒐集覚

第12回 なら学研究会

奈良大和には美術・工芸の匠が多数いる一方で、その活動や作品が注目を浴びてこなかった/浴びなくなっていったのも少なくありません。こうした大和の古物や人に一貫して光をあててこられた岡本先生をお迎えし、それら人物や作品との出会い・蒐集について振りかえっていただくかたちでお話いただきました。

講演

【講師】岡本彰夫(神主、奈良県立大学客員教授、宇賀志屋文庫)

【演題】大和古物蒐集覚

会場等

【日時】2016年4月24日(日曜)、14時~

【会場】奈良女子大学 N333教室(文学系N棟)

【参加】10名

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大阪大谷大学図書館「澤田文庫」調査

調査

大阪大谷大学図書館が所蔵する「澤田文庫」の調査をおこないました。近畿の民俗研究に大きく貢献した澤田四郎作の旧蔵書・資料類を収めた同文庫には、貴重な資料がたくさん含まれています。はじめて見るような雑誌や新聞もあり、充実した調査になりました。

調査・閲覧を許可いただき、また蔵書整理で多忙のなかご対応いただいた大阪大谷大学図書館の皆さまに感謝申し上げます。

参加者等

【日時】2016年3月10日(木)、13時~

【場所】大阪大谷大学図書館

【参加】5名(含業者1名) 

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第11回研究会

講演

【講師】中井精一(富山大学 人文学部教授)

【講演】奈良県方言の特徴と動態

会場等

【日時】2016年2月14日、14時~

【会場】奈良女子大学 N339教室(文学系N棟)

【参加】10名(学部生1名、院生1名を含む)

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