なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

【17】狭川宗玄:東大寺と狭川家

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第17回なら学研究会

※ 狭川氏は1920年奈良県生。96歳。1932年に東大寺入寺。その後、東大寺教学執事、執事長、大仏殿主任、華厳宗管長・東大寺住職などを歴任されました。 

日時・会場
  • 【日時】2017年2月6日(月)14時〜
  • 【場所】奈良女子大学文学系N棟201教室
参加記

今回のなら学研究会は、東大寺の狭川長老にお越しいただきました。
研究会では以前から、奈良大和の知的・文化的文脈において、宗教やそれに関わる方々が果たしてきた役割は極めて大きいものがあることをしばしば話題にしてきました。
今回その第一回目の試みとして、東大寺の戦前からの歴史を知る狭川宗玄長老にお越しいただきました。
東大寺の歴史、そして学園のお話、お水取りのお話・・・。昭和19年参籠中の応召、北林院の歴史など、狭川長老や狭川家の個人史の視点から語られるお話に一同時間を忘れて耳を傾けました。