なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

第21回なら学研究会のご案内

【講師】浅田隆氏(奈良大学名誉教授)

【演題】奈良 文学の小窓からの風景

奈良・大和の郷土研究を回顧・再評価するなら学研究会(第21回)を開催します。今回は近代文学に焦点をあてます。

近代以降の奈良において文学や文学者の重要性は極めて大きいものがありました。そしてそれは近代日本の自己認識にとっても大きな役割を果たしましたし、奈良という地により近づけて述べれば、様々な領域の文化人たちとの知のネットワーク形成において不可欠な役割を果たしたといえます。

こうした点について、近代奈良・近代日本を文学・文学者を通して研究され、この領域を俯瞰する『奈良近代文学事典』という重要な業績を生み出してこられた浅田隆先生をお招きし、近代奈良にとって文学や文学者とはどういう存在であったのかについてお話いただきます。

講師の浅田先生のご専門は近代日本文学。主要著書に『奈良近代文学事典』(共編、和泉書院)、『古代の幻―日本近代文学の<奈良>』(共編、世界思想社)、『文学でたどる世界遺産・奈良』(共編、風媒社)など多数ございます。

興味関心の向きは、ふるってご参加ください。なお、配付資料準備の関係から事前連絡を頂戴しておりますこと、ご了承ください。

 

【日時】2018年6月17日(日)14:00-16:30

【会場】奈良女子大学 文学系N棟3階 N339教室

【備考】参加費無料。参加希望者は6月15日(金)までに下記メールアドレスまで連絡をお願いします。

    連絡先:naragakunarajo★gmail.com(★を@に変えて送信ください) 

 
主催:大和紀伊半島学研究所なら学研究センター
共催:奈良女子大学文学部なら学プロジェクト