小児科医でもあり民俗学者でもある奥村隆彦先生にお越しいただき、ご自身のご研究、民俗学と医学の相関、近畿民俗学会、そして奥村先生の知る澤田四郎作についてお話いただきました。
1927年(昭和2年)お生まれの先生は、本年で御年92。鮮明かつ整然としたお話で、とあるエピソードが今から見れば民俗学研究史の転換点にあたるできごとであったことなど興味深くうかがいました。
また、こんにちの学会/学界に対する批判も思い当たるところ多々あり、いかなる場としてあるべきか、いかなる機能を担っていた/いくかなど参加者とともに議論しながらの、あっという間の2時間でした。