なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

【活動】告知

【おしらせ】なら学イベント2点

大和・紀伊半島学研究所一般共同研究成果報告会 2月22日(木)13:00〜17:00 奈良カレッジズ交流テラス(奈良女子大学内、抽選20名)、およびオンライン(抽選なし)で開催 なら学研究センターを含む3センターの公募型共同研究の成果報告会を行います。講演…

近世大和に存在した観光案内人(なら学研究会 #37)

第37回なら学研究会(ヤマキイサロン)のご案内 現代の奈良にとって重要な時代であるにもかかわらず、研究蓄積の少ない近世。今回は、近世大和に存在した観光案内人について、安田真紀子先生にご紹介いただきます。 近世の観光案内人といえば御師(おし)が…

なら学研究センター「要覧」(2022年度版)

奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所なら学研究センターの2022年度版『要覧』が公開されました。 http://www.nara-wu.ac.jp/naragaku/report/2022catalogue.pdf 上記はなら学研究センターのホームページにアップされているものです。 なら学研究会は、「奈良…

第36回なら学研究会のご案内

近年、歴史学上のテーマにIT技術を積極的に応用する研究が行なわれています。 そうした研究を牽引してこられた大塚恒平氏に、かつて住んでおられた奈良を対象にした研究成果をご紹介いただきます。 【テーマ】「奈良の地誌研究における、最新の判明事項と研…

第35回なら学研究会のご案内

【テーマ】幕末の奈良まちに生まれた奇豪:宇宙庵 吉村長慶 【話 者】安達正興氏 【聞き手】寺岡伸悟(奈良女子大学なら学研究センター長) 奈良の近代史において「語られざる存在」であった「長慶さん」に光をあて、同タイトルの労作を2011年に出版された安…

第34回なら学研究会のご案内

【テーマ】吉野の山村と私の研究——十津川村を中心に 【講 師】岡橋秀典氏(奈良大学教授、人文地理学) ご業績 『現代農村の地理学』(単著、古今書院、2020年) 『現代インドにおける地方の発展-ウッタラーカンド州の挑戦』(共著、海青社、2014年) 『山…

樽井由紀『奈良盆地におけるノガミ行事に関する研究 その1』の公開

樽井由紀氏(奈良女子大学非常勤講師、大和・紀伊半島学研究所なら学研究センター協力研究員)による『奈良盆地におけるノガミ行事に関する研究 その1』(令和2年度奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所一般共同研究助成金報告書、2021年3月)が公開されまし…

第33回なら学研究会のご案内

【テーマ】下北山村を知る 【講 師】巽正文氏(元・下北山村歴史民俗資料館長) 奈良県南部でも北山川筋にあり県内では独自の文化圏を形成してきた北山郷、下北山村。この歴史と村内の集落ごとの特徴について、巽正文氏にわかりやすく語っていただき、質疑を…

第32回なら学研究会のご案内

【テーマ】『生駒新聞の時代 山崎清吉と西本喜一』をめぐって 最近、風媒社より吉田伊佐夫氏と小島亮氏のご共著『生駒新聞の時代——山崎清吉と西本喜一』が出版されました。 『金鵄発祥』、高山茶筌で名高い大阪と奈良の境界・北大和。大正青年運動から生まれ…

第31回なら学研究会のご案内

奈良・大和の郷土研究のネットワークを研究・再評価する「なら学研究会」。今回は、本学准教授磯部敦氏に、「いかにして〈なら学文献〉を料理するか:研究アプローチと課題」と題して話題提供いただきます。 講師:磯部敦(本学准教授) テーマ:いかにして…

第30回なら学研究会のご案内

第30回なら学研究会を開催します。 今回は、「近世奈良町の木辻遊廓」についてです。近世奈良町を考える際に大きな存在感があるはずの木辻遊廓の研究は決して多くなく、資料の渉猟も十分であるか議論の分かれるところです。そこで今回は2011年に近世木辻遊廓…

第28回なら学研究会のご案内

池田淳氏「私が関わった最近の吉野研究点描——吉野宮・龍門騒動・群小猿楽座」 奈良・大和の郷土研究・研究者について考える「なら学研究会」。第28回の今回は、吉野歴史資料館館長を勤められてきた池田淳(いけだ・きよし)氏をお迎えし、これまでの研究と吉…

第26回なら学研究会のご案内

「田原でなら学」―田原青年層の地域活動と昭和期青年団資料- 奈良・大和に関する郷土研究や郷土誌家を回顧・再評価する「なら学研究会」を開催します。 今回は、奈良市の東部山間の「田原(たわら)」地区を訪問します。昭和初期の地方改良運動の進展のなか…

第25回なら学研究会のご案内

奈良・大和の研究者・研究史を再評価するなら学研究会の第25回を開催します。 今回は、今年度の文学・言語と民俗・文化との関連で、少し違った角度(方言学)から、最新の奈良県内調査の報告をいただきます。 中井精一「奈良県東部方言の現在」 【日時】2019…

第24回なら学研究会のご案内

奈良・大和の研究者・研究史を回顧・再評価する、第24回なら学研究会を開催します。今回も前回に引き続き西村博美先生による折口信夫(1887-1953)の続編です。 折口は、民俗学者、国文学者、国語学者の顔をもち、釈迢空と号した歌人でもありました。そうし…

第23回 なら学研究会のご案内

奈良・大和の研究者・研究史を回顧・再評価する、第23回なら学研究会を開催します。 今回も前回・前々回に続き、奈良と文学をテーマにします。特に今回対象とするのは折口信夫(1887-1953)です。 折口は、民俗学者、国文学者、国語学者の顔をもち、釈迢空と号…

第22回 なら学研究会のご案内

奈良・大和の研究者・研究史を回顧・再評価する、第22回なら学研究会を開催します。 今回も前回に続き奈良と文学をテーマにします。今回対象とするのは歌人・前登志夫(1926-2008,Wikipedia「前登志夫」)です。 前は吉野郡に生まれました。戦後すぐ詩作を…

第21回なら学研究会のご案内

【講師】浅田隆氏(奈良大学名誉教授) 【演題】奈良 文学の小窓からの風景奈良・大和の郷土研究を回顧・再評価するなら学研究会(第21回)を開催します。今回は近代文学に焦点をあてます。 近代以降の奈良において文学や文学者の重要性は極めて大きいものが…

「なら学」基礎文献の紹介

奈良女子大学文学部『研究教育年報』12号(2015.12)に、今後の「なら学」研究の礎となる文献が二本掲載され、奈良女子大学学術情報リポジトリで公開されました。 (1)山上豊:戦後奈良県の地方史誌の刊行とその執筆者たち Nara Women's University Digita…

学内プロジェクト経費に採用されました

平成28年度の奈良女子大学研究推進プロジェクト経費に採用されました。 【研究課題】 郷土史研究者の人的ネットワーク解明のための基礎研究 ―奈良県出身・澤田四郎作の旧蔵史料の調査と分析― 【研究者】 代表:寺岡伸悟(人文社会学科・文化メディア学コース…