なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

第31回なら学研究会のご案内

 奈良・大和の郷土研究のネットワークを研究・再評価する「なら学研究会」。今回は、本学准教授磯部敦氏に、「いかにして〈なら学文献〉を料理するか:研究アプローチと課題」と題して話題提供いただきます。

  • 講師:磯部敦(本学准教授)
  • テーマ:いかにして〈なら学文献〉を料理するか:研究アプローチと課題
  • 日時:2021年2月20日 午後2時~4時まで(終了時刻は予定)
  • 開催方法:zoomによるオンライン開催
  • 参加費:無料

 内容は以下のとおりです。

  1. なら学研究会がメインテーマのひとつに掲げている澤田四郎作文献についての、研究の進捗状況と見えてきた課題。
  2. 奈良女子大学名誉教授横田俊一旧蔵書籍群と「なら学」的課題。
  3. 最近の入手資料から浮かび挙がる「なら学」的課題。

 最近、磯部氏は、近代以降の奈良県内にあった印刷所・出版会(者)を調査しまとめた大部の報告書『近代奈良県書物文化環境一覧』を公刊されました(科研費「出版流通史分析による近代奈良県の書物文化環境の解明」成果)。こうした広い視野から、上記のテーマについて、資料紹介と課題呈示を行なっていただく予定です。

■ 主催:大和紀伊半島学研究所なら学研究センター
■ 共催:奈良女子大学文学部なら学プロジェクト
■ 問い合わせ先:narastudy*cc.nara-wu.ac.jp (*を@に変えて送信してください。)