奈良・大和の研究者・研究史を回顧・再評価する、第24回なら学研究会を開催します。今回も前回に引き続き西村博美先生による折口信夫(1887-1953)の続編です。
折口は、民俗学者、国文学者、国語学者の顔をもち、釈迢空と号した歌人でもありました。そうした多面性は大和においても多くの人々に影響を与えました。
しかしそもそも、折口にとって大和とはどういう場所だったのでしょうか。それが彼自身にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。前回に引き続き、こうした視点から、折口という人間と大和の関係を調査研究してこられた西村博美氏(奈良民俗文化研究所研究員)に折口にとっての大和を語っていただきます。また今回は笹谷良造(1901-1969)についても触れていただきます。
- 【テーマ】折口信夫の大和(続)ー笹谷良造も含めてー
- 【講 師】西村博美氏(詩人、奈良民俗文化研究所研究員)。「折口信夫と水木直箭」(『奈良新聞』)ほか奈良の民俗・風物に関する著作多数。
- 【日 時】2018年12月23日(日)14:00-16:30
- 【場 所】N339教室(奈良女子大学文学系N棟3階)
- 【備 考】入場無料・事前申し込み不要
お問い合わせは、なら学研究センター(naragakunarajo@gmail.com)までお願いいたします。
主 催:奈良女子大学大和紀伊半島学研究所なら学研究センター
共 催:奈良女子大学文学部なら学プロジェクト