なら学研究会

奈良女子大学なら学研究センターのワーキンググループ「なら学研究会」の活動報告。奈良の研究史・研究者の回顧・再評価をおこなっています。

下北山村教育委員会との共同研究

9月12日(火)〜15日(金)にかけて、下北山村歴史民俗資料館に調査に行ってきました。

下北山村出身の建築家西村伊作が設計した旧桑原医院を移築した歴史民俗資料館

この調査は、下北山村教育委員会との共同研究の一環としておこなったもので、下北山村歴史民俗資料館所蔵の未整理史料の整理、撮影(および撮影データの整理)、史料書誌入力をおこない、同時にこうした史料の保存や利活用について話し合い検討することを目的としています。期間は2023年度間で、研究代表者は磯部敦(文学部)がつとめています。

史料整理は2023年3月と6月に磯部と寺岡伸悟教授(文学部)とで終えることができたので、8月から本格的調査を! という予定でしたが、大雨の影響で中止。この9月が第一回目となりました。年貢関係、人別帳などは磯部も寺岡も専門外で、こういう機会でもなければ手に取ることなどない史料群ではありましたが、人の移動などが見てとれてとても興味深い史料群でした。いろんな史料に積極的に触ってみるものですね。

生史料のアウラを浴びながら撮影作業をおこなう

今回の出張調査では、磯部と寺岡のほか、学生3名が同行して撮影と書誌入力をおこないました。学生たちのがんばりもあって、予定より大幅に撮影が進みました。

昼食時や休憩時間には村内を案内してもらったり、ツチノコ共和国に潜入してみたり。夜は夜で地の物を食べ、温泉でゆっくりと疲労回復。下北山村、最高でございます。

蛭に怯えつつ分け入る......

資料館前の澄んだ川辺。とても美しい......

種々ご配慮くださった関係者のみなさまに、心より感謝申しあげます。

早朝の散歩。池原橋より。これまた美しい......